TheBlessedSnake

The Blessed Snake

2017年3月息子誕生

出産

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こんにちわ、久しぶりのブログ更新!
この度、ありがたいことに無事元気な男の子を出産することができた。
お産は人それぞれにストーリーや個性があり、計画通りにはいかないものだとつくづく思う。誰かの参考になるか分からないけど私の出産レポを書き残しておきたい。

出産1週間前
この時期くらいから足の付け根や腰痛がみられるようになった。明らかに骨盤が広がってきて出産の準備をしている様子を感じていた。

出産2日前
前駆陣痛らしき下腹部痛と張りが1日を通して何度も襲ってくる。そして胎動が鈍くなったのを感じた。夫婦最後の週末になると予測し、夜ごはんは近所の焼肉屋さんで外食するも夜中に嘔吐&下痢に襲われ散々な目に...

出産1日前
1日ずっとお腹がカチコチに張っていて苦しい。前夜の焼肉による胸焼けなのか夜ごはんは食べれずオレンジジュースを飲むだけに留まる。実は計画入院を翌日の午後に控えていたため最後に入院バッグの準備をしてからamazon videoで久しぶりにSATCを見て就寝。

出産当日
さていよいよここからが出産レポ。時系列に書いていく。

00:50 
明らかに尿とは違う漏れを感じトイレへ。そこまで多く水分が出ていなかった事から破水かどうか疑わしく様子を見ようとしていたところ多めの水分流失+出血(おしるし?)も確認。破水と確信。
01:00
杉山産婦人科に破水したことを伝えるため電話。入院の準備をして病院へ来るよう言われる。その間、単身赴任中の夫に電話をするも寝ていて繋がらず。
01:05 
陣痛タクシーに電話。10分弱で車が到着したので荷物を持って家を出る。日付が変わって入院予定日当日で準備が整っていたためすぐ出発出来て良かった。 
01:30
病院へ到着、そのまま破水の検査をしてもらい破水確定。この時恐らく内診グリグリ的なものをされた気がする。まだ子宮口は開いてない状態とのこと。感染症予防のためLDRへ通され分娩台の上で点滴をされる。
02:30
その後、予約していた個室へ案内され軽くオリエンテーションを受ける。お腹の痛みが出てきたらナースコールをしてとのこと。それから無痛分娩予定だった私、杉山では24時間対応ではないので朝8~9時頃先生が来られてから診察の結果により出産の方針(今日産むか無痛分娩するかなど)を決めますと伝えられた。取りあえずベッドへ入るもなかなかの痛みで我慢できずナースコール。その後陣痛室へ移動する。
04:00
陣痛室に移動してからモニターを付けられ、取りあえず眠気と痛みに耐える。この時点でまだ自分に陣痛が来てるのかどうかも知らなかった。でも度々襲ってくる痛みに耐えかねナースコール。すると子宮口4cm大、陣痛もだいぶ自然に進んでいると伝えられる。この時助産師さんに先生が来るまでまだ時間があるから和痛の注射を提案されたので喜んで引き受ける。
07:45
この注射のおかげで眠ることができ、気付いたら朝8時前に。そしてなんともう子宮口が8cm大になっており助産師さんも慌てる。立会されるなら今すぐ来てもらわないと間に合わないかも!と言われ夫に急ぐようLINE。ちなみに朝6時頃LINEに気づいた夫は新幹線に飛び乗り移動中だった。そして私はLDRへ移動することに。その前にちょっとトイレに行きたいと思うもなかなか出ない。尿意なのか便意なのか赤ちゃんなのかもはや分からなくなっていた。取りあえず陣痛が来るたびに「いてててて...」と唸る。
トイレから助産師さんの肩を借りながら分娩台の上へ上がる。
ここに来て気づいた。私、前日の夜ごはんオレンジジュースしか飲んでいないじゃないか。空腹と陣痛の戦い...
分娩台に上がると担当医が現れ、「どうする?麻酔する?今の状態で叫んでたりすれば麻酔したほうがいいんだけどその様子だと大丈夫だろう」と言われた。無痛は陣痛の痛みを和らげるためにするものだというのに今の私は既に子宮口8cm。ここで麻酔をしてしまうと逆に陣痛が遠のき時間ががかるというデメリットがあるためそんな事より早く産みたい!!!と意を決しそのまま自然分娩で挑むことにした。
08:15
子宮口全開大。
担当医はいつの間にか姿を消し、助産師さんと1:1でお産に挑んだ。立ち会うはずの夫がいない私に水を飲ませてくれたりいきみ逃しの方法を教えてくれたりあまり自然分娩の呼吸法やコツを勉強をしていなかった私はとても助けられた。
08:50
もういきんで良いと言われたため陣痛の波が来たタイミングで腹筋の上部を意識していきむ。なかなかこれに体力奪われるし何より喉がカラカラ。少しづつだけど赤ちゃんが下に降りてきてると言われ気力が回復。
09:15
担当医が現れ「もう頭見えてきちゃってるよ。会陰切開したらすぐ生まれるけどどうする?」と言われる。夫が立ち会うことを考慮してくれて待てるならもうちょっと待つけど、と言われるも私にそんな余裕は無く「早く産みたいので切っちゃってください!」と申告。すると「じゃあもう分娩いっちゃうよ!」という事で一気にお産もクライマックスへ。
09:30
赤ちゃんの頭もだいぶ出てきている最中、ギリギリのタイミングで夫が到着した笑
それから3回ほどいきみ、息子がにゅるんと誕生した。
09:43
この時間が息子が誕生した時間として母子手帳に刻まれた。
生まれてすぐ胸に乗せられた息子を見て涙が出るとかそういう感情ではなく「やっと終わった!お互いお疲れ様!ありがとう!」と清々しい気分だった。
その後すぐ夫と息子は別室に移動し体重測定など一連の動きを経てLDRへ戻ってきた。
隣でスヤスヤ寝ている我が子を見てもまだ実感が湧かず不思議な気分だった。

結局お産にかかった時間は病院に入院した時間から換算され8時間ほどだった。
初産でほぼ1人、予想外の自然分娩となったけど母子ともに健康でこれ以上の安堵感は無かった。産後の経過も良好で切開した傷は2,3日痛み止めを服用したもののドーナツクッションは初日のみ、2日目以降不要だったほどなんともなかった。
これが私の出産レポ。
今はとにかく育児(特に授乳)に試行錯誤し疲弊して自分のことまで手が回らないけど、家族が増えた喜びの大きさを考えたら耐えられる。
これからも一つ一つ問題解決しながら母として妻として成長していきたい。